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日本語トレーニング第3回です!
●文の意味にあった正しい言葉を選びましょう。
【1】やはり先生の申した通りでした。 【2】お父さんは7時に会社からお帰りになります。 【3】ご都合のおよろしい時間をお知らせください。 【4】ここで次のタクシーをお待ちしますか? 【5】もうこの本をお読みになられたことでしょう。
[解説]
【1】やはり先生のおっしゃた通りでした (「申す」は「いう」の謙譲語。先生に対しては、敬意を表す尊敬語の「おっしゃる」が正しい)
【2】父は7時に会社から帰って参ります。 (身内のことを話すときには、尊敬語を使わないで謙譲語を使う)
【1】 ご都合のよろしい時間をお知らせください。 (「お」や「ご」を乱用しない)
【2】 ここで次のタクシーを待ちますか? (タクシーを尊敬する表現になっている)
【3】 もうこの本お読みになった(読まれた)ことでしょう。 (「お」と「〜なられる」で重複している)
正しい敬語が使えることは社会人の基本と言われますが、この敬語というのがなかなか難しいものです。丁寧に話せばいいというものでもありません。気をつけなければ自分に敬語を使ってしまったり、かえって失礼になってしまいます。慣れることが一番いいのかもしれません。普段からの言葉遣いが大切です。 |
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