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今週も間(ま)の取り方に挑戦! 前回練習したの間の取り方を踏まえて、今回の練習をしましょう。
●次の【1】〜【3】の文は、読点の位置によって意味がことなります。指定した状況を正しく伝えるように読点をつけましょう。
【1】 母は楽しげに遊んでいるわが子を見ていた。 (子どもが楽しそうに遊んでいる) (母が楽しそうに見ている)
【2】 私は昨日京都からかえってきた友人に会った。 (友人が昨日帰ってきた) (私と友人は昨日会った)
【3】 正男はゆっくりと歩いてくる老人に話しかけた。 (老人がゆっくり歩いてくる) (正男がゆっくり話しかけた)
[解説]
【1】 母は、楽しげに遊んでいるわが子を見ていた。 母は楽しげに、遊んでいるわが子を見ていた。
【2】 私は、昨日京都からかえってきた友人に会った。 私は昨日、京都からかえってきた友人に会った。
【3】 正男は、ゆっくりと歩いてくる老人に話しかけた。 正男はゆっくりと、歩いてくる老人に話しかけた。 この読点はどこで区切るかが、表現する上で非常に重大なことなのです。何をどのように伝えたいのか、まずは内容をしっかり把握することから始めましょう。
同じ文章でも読点ひとつで意味が変わってきます。日本語のおもしろさも垣間見ることができて楽しいですね! |
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