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●次の【1】〜【5】は、アニメのアフレコ収録に関する文です。一般的な収録作業の流れを説明できるように並べ替えましょう。
【1】部分的に録音する 【2】ラストテスト 【3】テスト 【4】本番 【5】ガヤの録音 【6】演出 【7】台本をもらう 【8】ビデオテープを見て絵を確認 【9】台本の訂正 【10】最終演出
[解答] 【7】→【9】→【8】→【3】→【6】→【2】→【10】→【4】→【5】→【1】
[解説] これはあくまでも一般的な収録の流れです。声の収録の時点では、音楽も効果音も入っていません。絵がまだ仕上がっていないこともよくあるくらいです。 【7】台本は1週間ほど前から前日までにもらうことが多い。 【9】収録当日、シーンのカットや追加、セリフの変更などの指示がある。 【8】あらかじめビデオテープをもらい、絵を見ていることもある。 【3】マイク前で実際に声を出す。マイクの位置も確認。 【6】表現の仕方、声の大きさなど、細かい指導が入る。 【2】ラストテストの前に、もう一度テスト演出が入ることもある。 【11】本番前の最終確認。 【4】本番の収録。 【5】新人声優の場合、ガヤだけに参加するということもある。 【12】失敗したセリフを単独で撮る「オンリー録り」や、シーンを抜き出して取り直す「抜き録り」を行う。
収録にかかる時間は30分アニメで3〜4時間、外国作品の吹き替えでは1時間の作品で5〜6時間、2時間の作品で10〜12時間くらいが標準です。様々な行程を経てひとつの作品ができあがるんですね!
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