〜編集の現場から〜
2006.11.02 vol.96
現役編集者・ライターが現場の声を生かした、使える文章上達のコツを一問一答形式で出題します。 画像が表示されない場合
こんにちは、雷鳥社「文章上達のための練習問題〜編集の現場から〜」エディターのイタガキです。今週も文章書きのプロである現役の編集者・ライターが現場の声を生かした、“使える”文章上達のコツをお届けします。今週は事情により木曜配信させていただきます。
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〜編集の現場から〜
文章上達のための
練習問題

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文章上達のための練習問題

「文章の学校」の教科書 雷鳥社/1‚575円
好評既刊『ライターになるための練習問題100』をパワーアップ。プロのライターのテクニックが身につきます。

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問題
次の表現には似ているけれども正しくない言葉が使われている。
正しい言葉に直しましょう。
× 喜びを顔に現す
解答
○ 喜びを顔に表す
解説
「表す」は、感情、思想などといった内面的、抽象的なものを、文章や絵画、音楽、表情など具体的に目などによって知覚できる形にして表に出すこと。「現す」はいままで見えなかったものの本質や姿を形が見えるようにする場合に使う。書物などを書いて出版する場合は、「著す」。隠れていた物事をはっきりと世間に知らせること、明らかにする場合は「顕す」とも書く。

用例:名は体を表す
   頭角を現す

雷鳥社 文章・編集の本



編集の学校のスタッフ・花巻が行く!!
Profile
編集の学校 スタッフ 花巻あゆこ
1978年神奈川県横浜市生まれ 27歳 
帰国子女が多い四年制大学を卒業。英語は得意。小学生の頃から、文章がヘタであることにコンプレックスを感じている。この春に大学時代の友人と二人暮らしをはじめた。

『本を書くhito・honを出す人 みんなはじめは新人だった!!』 雷鳥社1‚575円
いつかは自分の本を出したいと思っている方に向けた本。
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ハナマキ、学園祭へ
11/12(日)スタートの新規講座「本をつくる現場に学ぶ−はじめての一冊を出す方法」 。修了生からのお申込もいただいています。「編集の学校/文章の学校」で、文章のトレーニングや編集の知識、技術を学んだ方が、さらなるステップアップのために受講してくださるんです。いままで「本を出す」ことをテーマにした講座はありませんでした。スキルアップのために再び学校に来てくれるのは、とってもうれしいです。今後も、みなさまに役立つ講座を企画していきたいと思っています。こんなことを学びたい、こんな講座があったらいいなと思うものがありましたらお気軽にご連絡くださいませ。

「本をつくる現場に学ぶ−はじめての一冊を出す方法」は、本を出すことに興味がある初心者のための講座です。フィクションを書きたい方でもノンフィクションを書きたい方でも、なんとなくこんなものを書きたいけど漠然としたままだという方でも、もう原稿を書いているという方でもOKです。

●漠然としたアイディアの方→講義を聞くことによって、自分のやりたいことやできることが明確になり、アイディアを「構成」というカタチにすることができます。

●原稿ができている方→著者や編集者の方法論を知り、意見や感想を聞くことでよりよいものに修正することができます。

そしてなにより!! 
自分の得意分野を活かした著者の方、1冊目を自費出版した方、出版エージェント代表、ブログ発のヒット書籍を数多く出版している編集長、ビジネス誌編集者兼小説家…など、さまざまなフィールドで活躍する方にいっぺんにお会いできることがすごい(自画自賛です)。著者や編集者の体験を通してのアドバイスを聞ける機会はめったにありません。興味のある方は、ぜひこのチャンスを活かしてください。

ところで、わたくしハナマキ、「編集者・ライター養成基礎 プロ育成コース」修了生がつくった本『本を作る現場でなにが起こっているのか!?』(監修:編集の学校/文章の学校 発行:雷鳥社 1.‚575円)を持って、早稲田大学の学園祭に行ってきま〜す。

この本は、今の出版の現場をわかりやすく伝えていると高い評価をいただいています。この本を持って、大学生のみなさまに出版業界についてご紹介してこようと思っています。大学生のみなさま、そうでない方もぜひいらしてくださーい。

11/4(土)午前11時〜午後5時  
早稲田大学 本部校舎 10号館 208教室


「業界就職サークル:ゲートウェイプログラム」

午後1時〜3時は、映画監督河崎実(「日本以外全部沈没」「ヅラ刑事」「いかレスラーなど」)さんの公開対談収録:企画の売り込み方講座もありますよ。
早稲田祭のサイトはこちら 
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写真の学校|東京写真学園
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編 集 後 記
学園祭の話を編集部内でしていたら、高校卒業後の進路の話になりました。もしあの時、別の学部へ進んでいたら、別の学校へ行っていたら…あの選択で人生が変わっていたのかもなぁ…なんていう話です。そういえば、「スライディング・ドア」という映画でも、ドアが閉まりかけている電車に乗れるか乗れないか、その後の2つのストーリーが繰り広げられていました。そう考えると、もしかして私たちが目にしたり出会うものすべてが、自分の人生を変える出来事なのかも…。一冊の本、一つの言葉、一通のメール、このメルマガも・・・。こうして秋の夜は更けていくのでした(笑)。
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