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『School Days』 2006年3月発売 青幻舎 2‚940円
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『OMIAI♡』 青幻舎 2‚940円
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『ID400』 青幻舎 2‚940円
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作品を作って生活がしたい
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成安造形短期大学に進学。四大ではなく短大に入学に決めた理由は? 「私は、デッサンが全然できなかったんです。謙遜ではなくて、本当に(笑)」 「椿先生の授業でも、進学時期になるとデッサンの授業もあったんですけど…デッサンがあまりにも下手で。デッサンでは大学に入学できないということが分かったんです(笑)」
「そんな時、学校からの指定校推薦が1枠あって、それだと推薦文と作品提出と面接だけで入れることが分かったんです。四年制の方は、校舎が滋賀県にあって、一人暮らしをしなければいけなかった上に、すでに推薦希望者がいたんです。でも、短大の方は他に希望者がいなかったこともあって、短大にしました。短大は京都にあったんですが、毎日電車で通いましたよ」
「短大は、いろんなことを広く浅く勉強できるクラスだったんですが、たまたま一年生の後期の時に出た写真の授業の課題が、セルフポートレートだったんです。それを見たときに、すごく漠然とですけど、“あ〜これが自分の作品なんだな〜”という感じを受けたんです」
「それから作品を撮るのがどんどん楽しくなってきた。暗室で、現像液の中で映像が浮かび上がってくる、それだけでも楽しかったですね。短大ではモノクロしかできなかったので、写真が好きな友達と現像液代を分け合って暗室に入っていました」
夜8時まで残ることができた学校に、ギリギリまで残って作品を作り、うちに着いたらもう22時。学校がある日は、京都の大学と家との往復、土日は近所のラーメン屋さんでアルバイト。家には寝に帰っているだけの日々を送っていた。
「当時は、何やっても楽しくて、大学は楽しくてしょうがなかった。だって、毎日美術の授業を受けているようなものでしょ。とにかく“作る”ことが好きなんですよね。課題は、本当に全部一生懸命やっていましたね」
写真を始める人のほとんどは、スナップから入ると思うが、澤田さんはスナップ写真には興味を持てなかったという。
「最初の頃は、街中の面白いところを撮るといった課題があったので、1年生の頃は撮っていたんですが…。写真はすごく好きなんですよ。でも、撮ってプリントして、そこに写っているものを見ると、“何か違うな”って思っていて。今でも、いわゆるスナップにはあまり興味は無いですね」
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アーティストって簡単になれると思っていた
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短大の2年間が終了すると、専攻課程として更に2年間在学することができる。しかし、澤田さんが選んだのは、短大の専攻課程ではなく、4年制大学への編入だった。
「4年制の大学の方が、スタジオや機材などの設備がきちんと揃っていたんです。いろいろな先生に相談したところ、写真をきちんと続けていくなら、やはり4年制に編入した方がいいと言われたました。それで、3年生から4年制の写真クラスへ編入しました」
短大で“広く浅く”表現すること全般について学んでいたのに対し、編入後、 “写真”というひとつの表現手段に絞り込んでいった時、表現するということについて、見方、考え方がどのように変わっていったのだろうか。
「短大の時は、単純に楽しくて撮っているという感じでした。頑張れば先生に褒められて、成績も良くなるし…。だから、写真以外の授業も同じように頑張っていましたよ。でも、大学の写真クラスに編入してからは、ただ撮るだけではなく、コンセプトをしっかり考えなければいけないということを教わりました」
「短大と四大の方では、授業の内容が全然違っていました。短大は2年行って、就職するということが前提。写真のクラスというのではなく、様々な表現方法を知るというものでした。しかし、四大の方は、“写真クラス”でしたから、基本的には写真作家とかカメラマンになりたい人が来ている。だから授業のカリキュラムが全然違うし、講師の人数も違い、様々な角度から“写真”について学ぶことができたんです。ですから、編入してからしばらくは、その情報の多さに、私の頭の中はぐちゃぐちゃになってしまいました」
「自分が何を表現したいのか。ただ写真がやりたいだけなのか。その辺が自分でも分からなくなってしまって、半年くらいスランプに陥ってしまった」
「コンセプトの重要性とか、自分がどういう手段を持っているのか。そういったことに気づいたのは、そのスランプから抜け出たとき。ただ、その半年間というのは思っていたよりも辛かったですね。今にして思えば、半年ですんでよかったとも言えますが…でも当時はやっぱりしんどかったですよ(笑)」
「質問に対する答えに戻ると…アーティストになるって、はじめは、もっと簡単かなって思っていたんですよね。ただ好きなものを作って、それが世の中に出て行けばいいなぁなんて思っていた。でも写真を学ぶうちに、そうではなくて、やはりコンセプトというのが重要で、それがどういう風に形にできるかという“作り方”というものを学んでいったと思います。」
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