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■ Profile ■
柳谷杞一郎(やなぎたにきいちろう)
写真の学校/東京写真学園校長。 広告・出版物の制作ディレクターを経て、88年エスクァイア日本版の月刊化に際し、編集者として参加。90年副編集長。91年にカメラマンに転身。“大人の感性”と“少年の温もり”の混在する写真家として注目を集める。写真集に『Rapa Nui』『X』、著書に写真でわかる<謎への旅>シリーズの『イースター島』『マチュピチュ』などがある
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僕が普段使用しているデジタルカメラはキャノンのEOS-1D Mark II。このカメラの現像パラメータでは、明るさ、色合いなどをコントロールする「トーンカーブ」を設定できるようになっています。ただし、カメラ単体ではなく、付属ソフトで設定してカメラに登録しなければなりません。
「トーンカーブ」は基本的にグレーバランスを調節するものです。 デジタルデータはRGBそれぞれの階調を0から255までの256段階で記録したもの。R=255、G=255、B=255だと真っ白、R=0、G=0、B=0だと真っ黒になります。100で入力された部分を150で出力するように指定すると、明るくなり、50で出力すると暗くなるというわけです。
トーンカーブを使うと、このRGBすべての出力を細かにコントロールすることが可能になります。RGB全体のハイライト部分だけをより明るくとか、Rのシャドウ部分だけを暗くするというようなことができるのです。
ハイライト部分をより明るく、シャドウ部分をより暗くするということは、すなわちコントラストを上げるということになります。逆にハイライト部分を暗く、シャドウ部分を明るくすると、コントラストが下がるという結果になるのです。便利な機能ですよね。ただ、私見を述べれば、撮影時にトーンカーブを設定しておかなくてもいいのではないかと考えています。
このような、細かな設定をしたければ、RAWで撮影しておいて、後から画像編集をすればいいではありませんか。
さて、次回はデジタル写真表現の特徴の最後の項目「色領域」についてお話をしたいと思います。それと、ニュースをひとつ。
僕は渋谷駅前にある「写真の学校/東京写真学園」の校長をつとめているのですが、この学校、ノートパソコンを使ってのデジタル関連授業はあるものの、パソコンを常設したデジタル実習室を持っていませんでした。それで、いよいよ11月、雷鳥社のある渋谷区元代々木町でデジタル「写真の学校」をスタートさせることになったのです。このデジタル「写真の学校」の開講を記念して2つのセミナーを開催します。詳しくは「写真の学校」へお問い合わせください。
【写真で稼ぐ。カメラマン入門】 10月15日(土)11:00〜(渋谷校) 10月22日(土)14:00〜(元代々木校) 11月4日 (金)19:00〜(渋谷校)
【1DAYセミナー】 10月20日(木)19:00〜(渋谷校) 10月25日(火)19:00〜(元代々木校)
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『デジタル「写真の学校」』
発売前より予約注文が殺到のデジカメ本!! 基本的ノウハウを含め、あなたの「本当に撮りたい写真」が見つけられる1冊です。柳谷杞一郎氏も編集に関わっています。 雷鳥社(2005/07)/1‚575円(税込み)
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